飲食店開業の心得
とにかくやる事は山ほどあります。
マリッジブルーならぬ「飲食店開業ブルー」になる方が続出するのも分かる気がします。
それを回避するにはまずしっかりと計画を立てる事。やり方や順番は人それぞれですが、チェックリストを書き出しでおくと後でしっかりと思い出す事が出来ます。
計画
- 頭でぼんやりと描いているお店のイメージを具体的な「計画」に置き換える(メニュー・人員・コンセプト・店舗イメージ)
- 市場調査
- 出店場所、お店の規模をある程度決める
- お店の規模(坪数)が決まったら不動産屋さんに相談
- 参考になるテナントの図面をもらい、家賃、取得に必要な初期費用を算出
- 内装業者(厨房業者)に相談し、工事及び什器備品の概算見積りを出してもらう
- 食材お酒の初期仕入れ、調理器具、食器、レジ、広告、事務用品、水道光熱費、人件費の計算
- 初期投資額が出たところで、運営経費と毎月~毎年の売り上げ計画を3年計画で立てる
- 自己資金、借り入れに必要な資金計画を行う ⇒ 資金調達計画
- 工事着工~竣工~開業までの日程計画
- 開業に必要な資格、許可、届け出の確認
- 開業時の告知方法、集客方法
- 開業後の運営方法
- 長い目で見たときの法人化や会計の準備
沢山ありますが、意外にも1番がハッキリ決まっていない方が多い印象です。ぼんやりとは皆さん決まっていますが、ハッキリと決まっていないと後々全てがぼやけてきますので結構重要なんです。
なぜ計画が大事なのか?
イザ事が進み始めると待ったなしで色んな事に時間やお金が必要になり、途中で予算オーバーになる方が続出しています。
限られた資金を有効に使う為にも事業計画はしっかりと時間を掛けて行いましょう。
又、融資を受ける際も事業計画は重点的に見られますので、計画表は絶対に合った方が良いです。
個人飲食店は開業後も色々と大変なんです
食材管理、仕入れ、仕込み、開店準備、調理、接客、片付け、清掃、発注、人材管理、金銭管理、、、、
想像するだけで大変ですよね。順調に売り上げが上がっていけばある程度お金で解決できますが、キープして行く為にはあらゆることを行わなければなりません。チャンスがピンチにもなりかねないのです。せっかく開業したのなら協力してくれた人、応援してくれた人、家族に幸せになってほしいですよね。リスクを最小限にし、長い経営をする為にも余裕を持った事業計画、資金計画を立てましょう。